奈良県奈良市 『窪之庄城』

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今回の城探訪日記は

 奈良県奈良市『窪之庄城』

   形式:平城 築城:室町時代 遺構:曲輪・堀・土塁

窪之庄城は、室町時代に窪城氏により築かれた
窪城氏は、大乗院方衆徒で室町時代に筒井・土市・古市ら大和の有力人と婚姻関係を結ぶ
永正3年、窪城氏は高樋氏の居城:高樋城を攻めるが後詰めの筒井氏に
窪之庄城は焼かれるがその後回復
また、永禄11年に筒井氏と敵対する松永久秀に攻められ落城するが奪回する
その後、天正4年の石山合戦時大坂にて討死に絶家となる

現在、窪之庄城は牛頭天王社の境内地となっています
特に東側にある削り残して作った土塁と空堀は見事です

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東曲輪の土塁
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東曲輪の空堀(左右ともに土塁となります)
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西曲輪の土塁と堀
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西曲輪は宅地となっているので少し埋まっていますが堀が少し
クランク状となっているのが確認できる
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西曲輪と東曲輪の間にある竪堀
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西曲輪からみた竪堀 6-7mくらいはあるかな

 探訪日 2017・9
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