2013-05-16 滋賀県甲賀市甲南町 『寺前城』 城めぐり・滋賀県 #歴史 詳しい地図で見る 今回の探訪日記は 滋賀県甲賀市甲南町 『寺前城』 ※左手が『寺前城』右手が『村雨城』 縄張:平山城 築城:16世紀後後半 遺構:虎口・土塁・曲輪・堀 寺前城は、村雨城と同様に基本的な方形復郭である 主郭となる曲輪(○)は四方に土塁がめぐらされていたが 現在は、北・西・南面に残っている 特に南辺は、背面から攻撃に備えて高い土塁があった 主郭東側に土塁がないのは、開墾で取り壊しになったらしい 南側背面には、村雨城からとの間に堀切がある さらに、主郭南側土塁の外方にも堀切(○)があり 二重堀切となっていた 寺前城と村雨城との間にある堀切 寺前城南側土塁外方の堀切 主郭 出荷右南側の土塁 主郭北西の土塁 寺前城の虎口は、北辺土塁中央(○)と西辺土塁(○)にある 北辺土塁の虎口の外方は土橋となっていて、その先には堀切(未確認)となっていて この堀切が城道と利用され城外へと続いていた また、北側虎口に架けられた土橋を直角に屈折して西側土塁の虎口より 主郭に出入りできるようになっていた 寺前城虎口(北辺土塁) 北側土橋 ここで左に屈折する 西側虎口付近の土橋 西側虎口 村雨城と寺前城との丘陵には、土塁○が存在してました 両城にあった土塁