兵庫県神戸市兵庫区 『兵庫城』

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今回の城探訪日記は

兵庫県神戸市兵庫区『兵庫城』

        形式:海城 築城:天正9 遺構:なし

信長の武将だった池田恒興・輝政父子は村重の支城だった花熊城を攻撃
信長はこの功績を称え西摂を与える
摂津の大名になった恒興は、花熊城に入らず兵庫津に城を築く
天正9年、花熊城を取り壊し、その石を利用して兵庫城を築いた
天正11年、恒興は2年で美濃国岐阜県)に移される
その後は、豊臣秀吉の直轄地となり片桐且元が代官となると片桐陣屋
大坂城落城後は兵庫陣屋となり、明治7年に兵庫新川運河が造られたため
兵庫城のほとんどが破壊された

神戸港の西に兵庫港という港があります
ここは、古代から江戸時代まで『良港』として栄えた
大和田の泊:兵庫津の跡です
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平清盛が遷都した福原京南北朝時代には戦いの中心となる重要な場所
近くを山陽道が通り交通の要所
城として機能しあのが短期間で兵庫港の改修と都市化で遺構は失われた
新川運河沿いの一角に石碑がポツンとあるだけとなってます

 探訪日 2017.3